【アフル・バイト通信(ABNA)】
シーア派イスラームの国際機関「アフル・バイト(a)世界会議」の事務総長であるアヤトッラー・レザー・ラマザーニー氏は、カトリック教会の最高指導者であるフランシスコ法王の逝去に際し、哀悼の意を表しました。
発表された追悼メッセージは以下の通りです。
「キリスト教世界の高位指導者であるフランシスコ法王の訃報に接し、深い悲しみと哀悼の意を表します。
平和、連帯、人類の統一、そして道徳的・宗教的価値観の向上に長年尽力してこられたこの偉大な人物の喪失は、国際社会とすべての啓示宗教の信徒にとって大きな損失です。
フランシスコ法王は、世界中のカトリック信徒の指導者としてだけでなく、正義を求める声、惜しみない慈愛、そして人間の尊厳を擁護する存在として、国際的にも広く認識されていました。
また、民族や文化の間の平和的共存と相互理解を推進する上での法王の貢献は、大学や学術機関、市民団体を含む社会全体にとって模範といえるものでした。
このたび、アフル・バイト世界会議を代表し、バチカンのカトリック教会、駐イラン・バチカン大使館、そして宗教的・文化的コミュニティ全体に対して、深い哀悼の意を表します。
フランシスコ法王の魂が安らかであることを心より願っております。」
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